#164「電気自動車の安全・快適は真空で作られるコンデンサから!」

真空にヒントあり

電気自動車が安全に快適に走るために必要なことは、電気を最適にコントロールすることです。そのために必要なのがコンデンサ。コンデンサは電気を蓄えたり、放出したりする電子部品で、ほとんどの電子機器に使用されている重要な部品です。

自動車用のコンデンサには大きく3つの役割があります。1つは電気ノイズの除去。モーターなどから出る電気ノイズを抑えることで外部への電気の流出を抑えて作業効率をアップさせます。2つ目はモーター駆動を安定させること。電圧の変動をコントロールして、安定した駆動を実現します。そして、3つ目は安定した電気を供給すること。供給される電圧をそれぞれの部品に合わせて降圧するのです。

さらにコンデンサには、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、セラミックコンデンサと3つの種類があります。このなかで、フィムルコンデンサは真空蒸着技術によって製造されています。これからの季節、ドライブを楽しむ時には「この快適なドライブにも真空技術が役立っているんだなあ」ということをほんの少しでも思い出していただけるとうれしいです。あ、もちろん、いちばん大切なのは安全運転ですよ!

164「電気自動車の安全・快適は真空で作られるコンデンサから!」
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