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「魚型のプラスチック容器に醤油を入れるのは真空の力」

第28話「魚型のプラスチック容器に醤油を入れるのは真空の力」

最近は少し見なくなったような気がしますが、お弁当についている醤油と言えば、魚型のプラスチック容器が主流でした。見た目もかわいくて、なんだか楽しくなりますね。さて、あの小さな容器の中に醤油を入れる方法を知っていますか?一つ一つ手で入れる?もちろん、それも出来なくはありませんが、やはり効率が悪いですね。実は真空の力で一気に充填しています。

醤油が入った大きなタンクのなかに、小さなプラスチック容器をたくさん沈めます。それからタンクを密閉して、真空ポンプを作動させると中の気圧が下がりますね。すると、沈めていたプラスチック容器から空気が出て醤油のなかで空気の泡をブクブクと吐き出し、その代わりに醤油が容器の中に入っていくのです。その後、タンクの中を元の大気圧に戻すと、完全に醤油と入れ替わる、という仕組みなのです。

これから、プラスチック容器の醤油がお弁当に入っていたら、真空で充填されているのか、なんて思い出してくださいね。

あ、そうそう、この醤油の容器。どうして魚型が多いのかということについてはいくつかの説がありますが、もともとお寿司屋さんが折り詰めに付けていたから、という説が有力なのだそうです。