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「窓ガラスは真空で進化する」

寒い季節になると、エアコンやストーブなどが欠かせませんよね。でも、暖房をしても部屋の気密性が低いと、あちらこちらから冷気が忍び込んできます。そんなときは、ドアのすき間を目張りするなどの工夫が必要です。

でも、それでも寒いという時には窓を見直してみてください。いくら部屋の気密性をあげても、窓際は薄いガラス板一枚で外と隔てられているだけ。特に寒冷地では冬になると昼間でも雨戸を閉めて窓からの冷気を防ぐということもあるようです。ただ、そうなると日の光が入らず、今度は気持ちが冷え込んでしまいます。

そこで注目されているのが真空断熱ガラス。2枚のガラスの間にすき間をつくり、この中を真空にします。そうすることでガラス窓が断熱材に変わるわけです。

様々な製品がありますがイメージしやすいように、あるメーカーの製品の仕様をご紹介しましょう。住宅用の真空断熱ガラスとして製品化されているものですが、厚さはわずか6.2mm。内訳は厚さ3mmの2枚のガラスと、その間に挟まれたたった0.2mmの真空層です。

ちなみに、0.2mmの空間をそのまま真空にしてしまうとガラスが曲がってしまい真空を保つことができません。それを防ぐにガラスとガラスの間に、マイクロスペーサーというものが等間隔に配置され、真空層を保ってくれているのです。さらに1枚目のガラスの内側には熱線を反射するための熱線反射膜を真空技術で形成して、遮熱効果を高めています。

第43話「窓ガラスは真空で進化する」