#125「ホームランが10%出やすい球場があるってホント?」

真空にヒントあり

オオタニサン!の呼び声で大人気の大谷翔平選手。すっかり大リーガーとして活躍しています。しかし、そんな彼が今年のオールスター戦では期待通りの活躍ができませんでした。もしかしたら、その原因は球場にあったのかもしれません。というのも、オールスター戦が行われたのがクアーズ・フィールド球場だったからです。実はこの球場、ホームランが打ちやすい球場として知られています。

どうしてホームランが打ちやすいのか。その原因は球場の立地。この球場、標高1600メートルの高地にあるため、低地にある球場よりも気圧が低くなります。簡単に言うと、低気圧である台風のなかで試合をしているようなものなのです。海面に近いところにある球場よりも、標高が高いということで、空気抵抗が減少して、打ったボールの飛距離が10%ほど伸びる計算なのだそうです。

つまり、大谷選手が出場したオールスター戦は真空球場で開催されたと言っても過言じゃない、と日本のファンなら言いたくもなりますよね。10%もホームラン率が高くなるんじゃ、投手として登板した大谷選手の活躍が目立たなくなってしまったのは仕方ありませんね。次はちょっと標高の低い場所でオールスター戦を開催していただければと思います。

125「ホームランが10%出やすい球場があるってホント?」
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