#201「人との出会いには真空が欠かせませんね。」

真空にヒントあり

3月から4月という年度が改まる時期は、別れと出会いの季節でもあります。学校なら卒業や入学、会社なら転勤が多いのもこの季節ですね。コロナ禍ではパソコンのビデオ会議で「こんにちは!」というパターンも増えましたが、やっぱり実際に会って話すと細かなニュアンスの伝わり方が違います。

コロナ禍では人に会うのに衛生管理は欠かせません。最近では建物や部屋に入るときはアルコール消毒が当たり前になりました。あのアルコールが入っている容器、ちょっと気になりませんか? このコラムは「こんなところに真空が!」というお話しを中心にお届けしていますので、ちょっと調べてみました。

そうすると、残念ながらあのアルコールの入っている容器のほとんどが、真空を利用したものではありませんでした。でも、よく調べてみると、真空の力を駆使した真空ボトルを発見したのです!(拍手)。しかも、それが100円ショップなど売られているのです。真空ファンのみなさん、ぜひ、100円ショップの前を通りかかったら確かめてみてくださいね。

この真空ボトル、下部に中底があります。ボトルの底には小さな穴があいており、大気につながっています。液体の残量が少なくなると内部が減圧になりボトル底の大気におされて中底が上昇する仕組み。この仕組みのおかげで、液体の量が少なくても使いやすく、化粧水を持ち歩いたりするときに使われているそうです。

暖かくなると人に会う機会も増えますから、この真空ボトルに入った化粧水で、肌を整えるという機会も増えそうですね。

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