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非常識人列伝「天才マンガ家は無邪気で嫉妬深い困ったチャン。」手塚治虫

世界を動かした非常識人列伝 第6話

手塚治虫(1928年〜1989年)
日本が世界に誇る天才マンガ家

漫画の神様、手塚治虫。『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』などなど、生涯にわたって604作品原稿用紙15万枚以上もの作品を描き残しました。天才の名前を欲しいままにした彼にも困った部分がたくさんありました。

手塚治虫はとにかくわがまま。作品を書いている途中にチョコレートが食べたくなったら、編集者に「僕はいまチョコレートがないと、一コマたりとも描けません!」とダダをこねる。新しいアイデアを思いついたら、連載中の作品に飽きてしまって、すぐに最終回へ向かおうとする。そんなエピソードには事欠かないところが天才の天才たるゆえんかもしれません。

さて、そんな漫画の神様のもう一つの欠点は嫉妬深いこと。手塚のファンが、彼へのファンレターに「石森章太郎さんの作品も素晴らしいですね」と書いてあると、わざわざ「あんなものは漫画じゃありません」と非難めいた返事を書いてしまう。ショックを受けた石森章太郎が編集部に連載打ち切りを打診すると、それを聞きつけた手塚は「本当に申し訳ない。なんであんなことをしたのか自分でもわからない」と自宅を訪ねて謝罪したそうです。

しかし、その無邪気さ、嫉妬深さ、負けず嫌いこそが、手塚治虫を今なお語り継がれるほどの存在に押し上げたことは間違いありません。