行楽シーズンになると、お子さんのいるご家庭ではお花見や遊園地に出かけることが多くなりますね。そんな時に、欠かせないのがおいしいお弁当とお茶。春先のまだ肌寒いお花見なら、湯気が立つような温かいお茶が何よりの御馳走だったりします。また、夏のレジャーなら冷たく冷えたお茶で子どもたちが乾杯すれば、みんなが笑顔になりますね。
そんな温かさや冷たさをいつまでも保つために作られたのが魔法瓶の水筒。魔法瓶というのはステンレンス製の筒の部分を二重構造にしたものです。そして、二重構造にした空間を真空にすることで熱絶縁性を高めています。つまり、飲み物を熱伝導性が低いステンレスと真空で包み込んで運ぶようにしているわけです。
ちなみに、この魔法瓶。昔は内部がガラスで作られていたので、子どもたちが乱暴に扱うと壊れてしまうことがありました。現在ではステンレスなどの強い素材でできているので、子どもたちが走り回っても簡単に壊れることはありません。素材が進化したことで、子どもたちも知らず知らず真空の恩恵にあやかっているのですね。
