夏の行楽シーズン、みなさんはどこにお出かけですか? 長く続いたステイホームの呪縛からも解かれて、海外国内ともに空前の旅行ブームだそうです。でも、暑い日差しのなかでのお出かけは、ちょっと気をつかいますよね。お肌の日焼けはクリームで予防できますが、目に入る紫外線はなかなか防ぐことができません。特に目を酷使するのは夏のドライブです。眩しい日差しでも目を閉じるわけにもいきません。そんな時に役立つのがサングラスですね。
サングラスはプラスチックやガラス製のレンズ表面に紫外線を反射させるためのコーティング加工がされています。コーティングしたい物質に電子ビームを当てて加熱蒸発させ気体にします。これが真空下で蒸発しレンズに蒸着され、きれいな膜を作るのです。膜の薄さは200数十ナノメートル。なんとシャボン玉の千分の一くらいのとても薄い膜がレンズにコーティングされているのです。
さあ、今年の夏も真空蒸着できれいにコーティングされたサングラスでドライブを楽しんでください。