ビックリするほどの猛暑になったり、水害が出るほどのゲリラ豪雨が降ったり。最近の日本はもう亜熱帯になったのかと思うほどの気候です。以前は、「健康のためになるべくエアコンは我慢しましょう」なんて言っていましたが、もう、そんなことをしていたら部屋の中で熱中症になってしまいます。
エアコンは室内機と室外機に分かれています。でも、この2つは冷媒というガスで満たされた配管でつながっているのです。冷房する時には、室内機で部屋の熱を奪い、その熱を冷媒ガスが配管を通じて室外機に運び出すという仕組みなのです。つまり、この冷媒がエアコンの重要な働きを左右しているということになります。
エアコンを設置する場合は、真空ポンプで配管内の空気や水分を排出して冷媒ガスを充填します。この方法が「真空引き」です。配管内は冷媒ガスで満たされていますが、このガスが漏れてしまうとエアコンの効きが悪くなってしまいます。エアコンの効きが悪い場合は真空引きがうまく出来ていなかった可能性があるので、業者さんに連絡してみてください。
もちろん、日ごろのフィルターのお掃除も大切ですよ。あと、室外機の周りにモノを置くのも要注意。エアコンをうまく活用して、厳しい暑さを健康に乗り切りましょう。